INDUSTRY INSIGHT
業界の構造を知る
食品には栄養成分表示がある。医薬品には有効成分量が明記されている。なのに、なぜ化粧品だけが配合量を公開しないのか。
これは個々のブランドの問題というより、業界全体の構造的な問題です。
1. 知的財産の保護 — 処方は企業の競争力の源。配合量の公開は競合にレシピを渡すことに等しいという懸念があります。
2. 規制が求めていない — 薬機法は全成分表示を義務づけていますが、配合量の開示は義務ではありません。義務でなければ公開しない、というのが業界の慣行です。
3. マーケティング上の不都合 — 実際の濃度が公開されると、「配合」のイメージ戦略が通用しなくなる。多くのブランドにとって、「曖昧さ」がビジネスモデルの一部になっています。
しかし、変化の兆しはあります。海外ブランドを中心に、主要成分の濃度を開示するブランドが増えています。消費者が「中身で選ぶ」時代が近づいています。
1. 濃度を公開しているブランドを積極的に選ぶ — 消費者の選択が業界を変える力になります。
2. 「なぜ公開しないのか」を問いかける — SNSやレビューで透明性を求める声を上げることも意味があります。
3. 情報に基づいた選択を — 公開されていない情報は「不明」として扱い、判断材料にしないという姿勢も大切です。
KAIANは、科学的根拠に基づいたスキンケア製品を開発しています。
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