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成分の質——同じ名前でも、原料グレードで効果が変わる

LEVEL 4
美容液の選び方

LEVEL 4 美容液の選び方

配合濃度に加えて、プロが見ているのは原料の「グレード」です。同じ成分名でも、原料メーカーや精製度によって、実効性が大きく異なります

ペプチドの例

パルミトイルトリペプチド-38」という成分名は1つですが、原料としては大手メーカー品(臨床試験でコラーゲン合成117%増加のデータあり、純度99%以上)とジェネリック原料メーカーのコピー品(同じINCI名だが純度50〜80%、臨床データなし)が存在します。成分表には同じ名前が記載され、消費者には区別がつきません。

同じ成分名、異なる品質 大手メーカー品 純度 99%以上 臨床データあり ロット安定 効果の再現性が高い ジェネリック品 x 純度 50-80% x データなし x ばらつき大 効果が不安定 = 成分表には同じ名前で記載される

幹細胞培養上清液の例

最近人気の「ヒト幹細胞培養上清液」は、品質のばらつきが特に大きい原料です。ドナーの年齢・健康状態により成長因子の組成が異なり、培養条件によっても品質が変動します。ロット間の再現性が低く、含まれる成長因子の中にはVEGFのように過剰で望ましくない作用を持つものもあります。

化学合成ペプチドの優位性

一方、化学合成ペプチドの優位性として、分子構造が完全に特定されている、純度管理が可能(99%以上を実現可能)、ロット間のばらつきがない、不要な成長因子を含まないという点があります。

「天然由来」「ヒト由来」は響きが良いですが、品質管理の観点では化学合成品の方が確実であるケースが多いのです。

上級者の基準

美容液を選ぶ上級者の基準は、「天然か合成か」ではなく、「その成分の効果が、どの程度確実に再現されるか」です。

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